こんにちは。今回は【東京慈恵医科大学附属病院 母子医療センター】での出産レポート第2弾、「産後編」です。
前回は、無痛分娩を希望していたものの、金曜夜に破水→普通分娩→36週での早産→赤ちゃんがNICU入院…という出産までの流れをまとめました。
👉 【前編はこちら】慈恵医大の出産レポ① 無痛希望→早産→NICU入院体験談
本記事では、出産直後の入院生活・病院の設備・産後の身体・持って行ってよかった持ち物などを、できる限りリアルにレポートします。
出産直後の状態｜悪露と産後ハイで眠れない夜
産後、一旦陣痛室に戻されて「朝までこのまま」と指示されました。
でも、産後ハイでまったく眠れず…。
特に驚いたのが悪露の量。病院のパジャマが血まみれになるほどで、生理とは比べものにならない出血が続きました。
それでも母子手帳には「出血少なめ」に〇がついていたので、これが「少なめ」なら、多量だった方は本当に大変だっただろうなと…。
お腹の中から子どもが出たことがまだ信じられず、アドレナリン全開。深夜なのに家族LINEで長文の出産レポを送っていました（笑）
翌朝｜歩けない・声が出ない・全身むち打ち状態に驚愕
気絶していたようで、朝、起こされて病棟の部屋へ。ここで、自分が「全く歩けない」「全身がむち打ちのよう」「声が枯れている」おり、出産のダメージの大きさに気づきました。
出産、ほんとうにしんどい…。
病棟の部屋と面会ルール｜母子別室を選んで正解でした
私は母子別室の大部屋を選びました。
通常、慈恵医大は母子同室が基本ですが、我が子はNICUに入院したため、病院側から母子別室を勧めていただけました。
他の赤ちゃんの泣き声を聞いたら絶対泣いてしまっていたと思うので、別室で本当に助かりました。
ちなみに個室も選べますが、大部屋でも十分綺麗。面会もNICUでしかできなかったので、個室である必要は感じませんでした。（通常の出産なら、大部屋ではロビーなどで面会するようです）
シャワー設備｜共用で不便なし・ドライヤーも使えます
シャワーはナースステーション前のボードで予約するスタイル。30分枠で時間が決められていますが、産後の体では30分でもじゅうぶん。
個室ならシャワー付きの部屋もありますが、共用でまったく問題なかったです。ドライヤーも普通に使えました！
食事について｜味より栄養重視。お祝い膳だけ写真あり！
産後の疲れで、通常の食事は一切写真を撮っていませんでしたが（笑）、「病院食＝入院食」という感じで、特別美味しい！というよりは、栄養がしっかり摂れる構成でした。
お祝い膳だけは無意識下で撮影していたみたいで残っていました（笑）えびとかにがアレルギーの関係で、通常のお祝い膳とは違うメニューみたいです。プリンが一番美味しかった記憶があります。
白米が大量に出るので、ふりかけ（のりたま）を持参していてよかった！
産後、気分が落ち込んでいて、ご飯を食べながら泣いた日も…。鼻をすする声が隣のベッドから聞こえたこともありました。
産後の母乳指導｜3時間おきの搾乳で寝不足に
慈恵医大では母乳育児を推奨しており、36週で早産だった私にも搾乳指導がありました。
私は36週での出産で、母乳の勉強が全くできていなかったのですが、産後は3時間おきに乳首を刺激する必要があると知りびっくり。
別室だから寝られる…と思っていたのも束の間、3時間おきの搾乳指導があり、眠れない毎日。特に早産だったので栄養面が心配で、必死に母乳を出す努力をしました。
絞りだすのは大変だったけど、入院中の一週間で母乳分泌量はほぼ決まるそうです
結果的に、生後5ヶ月で乳腺炎×マイコプラズマ肺炎になり、そこで授乳は終了。でもそこまで完母で頑張りました！我ながらよくやったと思います。
病棟の設備・飲み物事情
病棟にはお湯と水のサーバーがあります。水筒があると便利！自販機もありますが、ほぼ使いませんでした。
ディーンアンドデルーカが別棟にありますが、そもそも棟外に出るのは禁止。行けるような体調でも気力でもないので問題なしでした（笑）
産後入院中「持って行ってよかったもの」リスト
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| 遮光アイマスク | 廊下の光が気になる人は必須。完全遮光タイプがおすすめ |
| ワイヤレスイヤホン | AirPodsだと電池不安、Soundcoreなどが使いやすかった |
| のりたま（ふりかけ） | 白米の量が多く、ふりかけで気分もアップ |
| ちょっといいお菓子 | メンタルが落ちたときの救世主。甘いものに癒やされた |
| メディキュット | 産後のむくみ対策に。入院中ずっと履いて、むくみゼロでした |
| 箱ティッシュ | 鼻をかむ、泣く、何かと使う。病室のティッシュはすぐなくなる |
遮光アイマスク（完全遮光タイプが◎）
廊下の光が気になる人は必須！私はこれでしっかり眠れました。
ワイヤレスイヤホン（Soundcoreがおすすめ）
AirPodsだと電池が不安だったので、Soundcoreが大活躍でした。
ふりかけ（のりたま最強）
白米が大量に出るので、ふりかけがあると本当に助かります。のりたまは心の支え。
お菓子（ちょっといいチョコなど）
落ち込んだときに甘いものでメンタル回復。自分用にお気に入りのお菓子を持っていくのがおすすめ！
メディキュット（産後のむくみ防止に）
ずっと履いてたら、むくみゼロでした。感謝…。
箱ティッシュ（メンタル崩壊用）
泣く用、鼻かむ用、いろんな場面で活躍。病室のティッシュはすぐ無くなります。
※延長コードは不要！
電源はベッド横に複数ありました。持っていかなくて大丈夫◎
医師・看護師の対応
医師は毎日病室に往診に来てくれて、安心感がありました。何でも質問できます。…他の人にも聞こえてるけど（笑）看護師さんもとても親切で、親身に寄り添ってくれる方ばかり。本当に支えられました。
NICU入院と退院｜次回へ続く…
そんなこんなで、私だけが先に退院。子どもはその後、約2週間NICUに入院していました。
NICUでの面会・退院までの生活も本当に大変で…
それはまた次回「早産→NICU入院2週間」編として、詳しく書きたいと思います！
インスタとYouTubeもやっているので、よかったらフォローしてもらえると嬉しいです！
ChuChu Triplog ✈︎ ママと子どものたびじかん
ChuChu in Tokyo
0歳の娘と一緒に、ママになっても旅を楽しむ日々。東京を拠点に、子連れお出かけ＆旅ログを発信中。
