出産レポ①東京慈恵医科大学付属病院 母子医療センター 普通分娩 ~通院&出産編~

出産レポ

東京慈恵医科大学付属病院 母子医療センターでの出産のレポ①です。無痛分娩を希望していましたが、金曜に破水したため普通分娩→36wの早産だったためNICUに子が入院となりました。どなたかのお役に立てればと思い、レポをブログに残します。

慈恵医大に決めた理由

私が慈恵医大で出産することにした理由は3つあります。

  1. 初産から無痛分娩が選択できる
  2. 総合病院である
  3. 院内が新しく清潔・綺麗

順を追って理由を細かく説明しますね。

①初産から無痛分娩が選択できる

無痛分娩ができる病院自体、そもそも限られていますが、初産の場合、実施してくれる病院はとても限られます。産婦人科医ではなく専門の麻酔科医に施術してもらおうとなると、さらに病院は限定されることに。(妊娠の確定診断のために行った近所のクリニックにて色々聞きましたので皆さんも聞いてみるのが良いかと思います。)

慈恵医大は、初産でも無痛が可能かつ、麻酔科医施術。さらに総合病院なのでなにかあっても安心だな、ということで魅力的でした。

しかし、安全に振り切るが故にデメリットもあります。麻酔科医の人数の関係で、”完全”無痛分娩にはできず、計画分娩日より前に陣痛が来た場合は基本的には無痛対応できません。(今回の私のパターン・・・)

平日に陣痛がきた場合はある程度融通を効かせてくれる場合もあるようですが、深夜や土日に陣痛が来た場合は、麻酔科医がいないので無痛分娩はできません。

ネックでもありましたが、普通分娩になったらなったでそういう運命だったと思うようにしよう、という程度の無痛希望だったので、特に問題はありませんでした。

ChuChu
ChuChu

無痛分娩で15万円追加でかかるから、もし普通分娩になっても”得した!”って考えられる気がするからありかも。

②総合病院である

妊婦になる前に見ておいた方が良いドラマ・漫画ランキングNo1の「コウノトリ」を見ていたため、絶対に産むなら総合病院だと強く思っていました・・・(笑)

子供に何かあった時、救急車でNICUのある病院まで運んでもらうのより、産んですぐ必要な処置をしてもらえる環境の方が安心です。

また、子供だけでなく、母体も危機的な状況になる可能性があるのが出産。(今回、普通分娩で産んでそれを強く感じました・・・!)いたって健康ではありますが、もしものことを考えると自分の体も心配で、大きい病院がいいなと思っていました。

ChuChu
ChuChu

その代わり、SNSでよく見るキラキラ入院生活は送れないです!(笑)

ご飯は入院食!(笑)

③院内が新しく清潔・綺麗

①②の時点で、近所の病院だと自動的に3つくらいに絞られました。

その中で慈恵医大にした決定打は、2020年にリニューアルされて施設がとても綺麗であるからです!

↓こちらの公式の動画を見ていただけるとわかるかと思います。

2020年1月4日 新外来棟・母子医療センターが開設|東京慈恵会医科大学附属病院
2020年1月4日より、慈恵大学病院の新外来棟と母子医療センターが開設します。都内有数の広さ、アメニティ、安全性を有する大都市型病院に生まれ変わり、新たな一歩を踏み出します。

また、色々な方のブログを拝見し、大部屋であっても割と快適に過ごせるとのことで良いなと思いました。(実際、確かに綺麗で何も不便じゃなかったです。)

公式サイトより 大部屋の写真

慈恵医大への通院

上記の理由から、慈恵医大母子医療センターを選択しました。

それから出産まで定期的に通うことになりましたが、大学病院であるものの特に待ち時間が長いということもなく、ただちょっと駅から遠いなと思うことはありましたが(笑)、本当にその程度で快適に通院できました!

計画無痛だったら・・・

元々は計画無痛の予定だったので、たしか32週前後では出産日を仮確定させていました。

ChuChu
ChuChu

初産の場合は時間がかかる可能性が高いので、火曜日入院→水木金で促進剤を投与して出産、という流れが多いそうです。

36週に入ったら赤ちゃんの様子を見ながら出産日を確定させていくんでしょうが、私は36週に入った瞬間に破水して出産したので、実際どのように進めていくのかはわかりません・・!

また、特に初産の場合は、促進剤を投与してもなかなかお産が進まないこともあるそうで、最悪の場合は三日間促進剤を投与し続けて帝王切開となる場合もあると説明を受けました。

友人は、別の病院ですが一度促進剤を投与したが全く生まれる気配がなかったため、いったん退院して一週間後に再チャレンジすることになったそう・・・!

初産での無痛分娩は、なにかとトラブルも付きものなんだなあと感じます。でも、次は絶対に無痛にしたい(笑)

普通分娩レポ

ここからは出産当日のレポです。

朝9時頃お手洗いに行ったときに、透明のネバネバしたものがトイレットペーパーに付着していることを確認。その時は「変なおりものだな~」くらいにしか思っていませんでしたが、後々にこれが「粘液栓」だということが分かりました。

パンパースサイトより引用
ChuChu
ChuChu

かなり大きな透明のネバネバした塊だったので、絶対に気付くと思います。

その時は「おりものかな?」くらいにしか思っていなかったので、そのまま自宅でゆっくりと過ごしていたところ、15時過ぎに破水。臨月入りたてで、まだまだ出産にはならないと思っていたため、焦りつつも病院と陣痛タクシーに電話。

結構ちゃんと破水していたので、歩くたびに水が出てきます。例えるとすれば、生理2日目のどばっとでる感覚の10倍くらいの量でしょうか。。。なので、陣痛タクシーを呼んだは良いものの、怖くて動けずかなりゆっくりの乗車となりました。

ちなみに陣痛タクシーは一応登録しておいた方が良いかとは思いますが、近頃はタクシーアプリのGOや、Srideなどもありますので、アプリで呼び出しできる地域であればそれでも問題ないんじゃないかなあと思います。

あなたが使うと私もおトク!
タクシーアプリGO使ってみてください。

下記のコードを登録して乗車すると合計2,000円分のクーポンがもらえます。
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くわしい使い方はこちら

病院に到着後は産婦人科医の診察を受け、破水はしているものの赤ちゃんの状態は問題ないとのこと。この時点で陣痛は来ておらず、お医者さんも、今日生まれる可能性もあるし、週明けになる可能性もある、とまだ断定的なことはおっしゃっていませんでした。子宮口も全然開いていません。

さらにここで、無痛分娩ができないことが確定。痛くても赤ちゃんが健康で無事に生まれてくるならなんでも良いと思っていたので、覚悟を決めました。

車いすに乗せてもらいましたが羊水がかなり大量に出るので不安でずっと泣いていました・・・。その後、陣痛室にすぐ移動し、モニターを装着して様子をウォッチすることに。

まだ陣痛は来ていないものの破水しているため、いつ細菌感染するかわからないとのことで、抗生剤の点滴を打つことになりました。そして、赤ちゃんの状態が悪くなったら緊急で帝王切開になるため、その説明と同意書も書くことに。

ChuChu
ChuChu

何度か赤ちゃんの心拍が低下して、その度に7人くらいのお医者さんと看護師さんに囲まれ、内診ぐりぐりをされ、酸素マスクを付け・・・不安で泣いてました。(涙)

遂に陣痛がやってきました。陣痛間隔は5分おき。この時は生理痛(二日目程度)くらいの痛さで、陣痛が来るたびに旦那さんに変顔してみたりと、結構余裕でした(笑)

子宮口は3センチ。ここで看護師さんに、今日生まれちゃいますか?と聞いたところ、初産だから明日の朝くらいじゃないかな~?と言われ、長い間痛みに耐えなきゃなのかあと感じていました。

陣痛が急に痛みが増し、我慢ならないほど痛くなりました。陣痛間隔は3分おき。3分おきに絶叫しては気絶してを繰り返していました。子宮口は7-8センチ。初産にしてはかなり進行が速いと言われました。

この時、旦那さんにいきみ逃がしとして、テニスボールを腰に思いっきり当ててもらっていました。相当な力で押してくれていたそうですが、全然感じないほどに陣痛で腰が痛い!

熱もでて、呼吸も浅くなってしまい酸素マスクを付けられ、大変でした・・・。

ちなみに、帝王切開になる可能性が少しでもあったため、水も食事も何もかもNG。昼ご飯を大して食べていなかったので、お腹が減って喉も乾いて仕方がなかったです。

不思議なのですが、顔周りはすごく暑くてハンディファンでずっと冷やしているのに、手足はとっても寒いんですよね。暑い時期で不要かと思っていましたが、カイロを持ってきていてよかったです。入院バッグには、季節を問わず絶対にカイロは入れておいた方がいいと思います。

真夏でもAmazonで購入できます。

突然、便意のようなものを感じ、看護師さんに叫びながら訴えたところ、なんと便意=赤ちゃんがもうすぐ生まれる合図とのこと!その際、子宮口は9センチ。陣痛は1分間隔ですが、痛みが引いた瞬間に歩いて分娩室まで自力移動です(地獄)

分娩室に到着してから、子宮口はすぐ10センチ(全開)に。あとはいきむだけだよ!とのことでいよいよラストスパートです。

赤ちゃんを押し出すイメージで力を入れるのですが、陣痛がMAXで痛く、思うように力めません・・・。もう頭見えてるよ!と言われてから、おそらく一時間くらいはいきんでいました。

ChuChu
ChuChu

子宮口7cmくらいの時が一番痛いよ!と聞いていましたが、私は子宮口10cmの最後の最後が一番痛かったです(涙)

お腹の中で赤ちゃんがぐりんぐりんと動いているのが目で見て分かります。赤ちゃんも出たくて頑張っているんだな・・・と思って、こちらも必死で力みます。

この時、目の血管が破裂しないように?目を閉じず開いて!と言われ、さらに呼吸も忘れるな!と言われ、疲労と痛みで半分パニックでした(笑)

遂に頭が出たところで、力を抜いてと言われ、体部分は先生たちがどぅるんと抜き取って?くれました。約6時間くらいの陣痛でこれだけ体力を使うんだから、絶対に無痛ができるなら無痛の方が良いと思う・・・!

約2000gと小さく生まれた赤ちゃん。早産&低体重児なので、NICUに入ることに。

立ち会ってくださった小児科医の方が細かく赤ちゃんの様子をチェックしてくださり、問題ないことが分かってから、ふれ合いの時間もありました!

ChuChu
ChuChu

赤ちゃんの体を一緒に確認したり、旦那さんとのスリーショットを撮影したり。早産だったけど、もともとの希望を叶えてもらえました。

それから私は元々居た陣痛室へ戻り、旦那さんはNICUで赤ちゃんの入院についての説明を受けることに。

休んでくださいね~と言われたものの、出産の後で産後ハイになっており、全く眠れません。笑

後々聞くと、寝られない人はかなり多いそうです。

入院中、授乳中でも飲める睡眠導入剤を処方してもらえました。退院後はより一層寝られなくなるので、処方をお願いしてみるのも良いと思います。

出産を終えて

陣痛の時間も短く、蓋を開けてみると安産ではありましたが、それでもあの陣痛の痛みは耐え難く、次は絶対に!絶対に無痛にするんだ、と感じています。笑

とはいえ、無痛分娩分の15万円が浮いて、かなり出産費用が安くなったこともあり、まあ結果オーライな部分もあるな、とポジティブに捉えています!!

ChuChu
ChuChu

結果として早産になったので、最初に大学病院を選択していた自分を本当に褒めたいです。笑

慈恵医大病院での出産はおすすめ!

院内が綺麗で清潔感があるだけでなく、緊急時に色々と対応できる病院なので、何かあった時も安心できる慈恵医大。

少し駅から遠いので、近所に住んでいる方や、職場が近い方にはおすすめです!

次回、入院中&退院後(子がNICU&GCU期間)のレポです!

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