【出産レポ①】東京慈恵医大で無痛分娩希望→まさかの早産!リアル体験記ブログ〜通院から出産まで〜

🍼はじめに 〜出産レポを書く理由〜

2024年、東京慈恵医科大学付属病院 母子医療センターで第一子を出産しました。
もともと計画無痛分娩を希望していましたが、36週での破水により、普通分娩となり、早産&NICU入院という予想外の展開に。

この出産レポが、同じような状況の方や、慈恵医大で出産を検討している方の参考になれば嬉しいです🌸


🏥なぜ慈恵医大を選んだのか?3つの理由

① 初産でも無痛分娩が可能!しかも麻酔科医対応

多くの病院では「無痛分娩=経産婦のみ」の制限がありますが、慈恵医大(東京慈恵会医科大学附属病院)では、初産でも無痛分娩が可能でした。しかも、無痛分娩は産婦人科医ではなく専門の麻酔科医が施術。これは都内でもかなり限られた体制です。

無痛分娩ができる病院自体、そもそも限られていますが、初産の場合、実施してくれる病院はとても限られます。産婦人科医ではなく専門の麻酔科医に施術してもらおうとなると、さらに病院は限定されることに。(妊娠の確定診断のために行った近所のクリニックにて色々聞きましたので皆さんも聞いてみるのが良いかと思います。)

慈恵医大は、初産でも無痛が可能かつ、麻酔科医施術。さらに総合病院なのでなにかあっても安心だな、ということで魅力的でした。

💡 注意点(デメリット)

・完全な計画無痛分娩はできない
・陣痛のタイミングによっては無痛に対応できない(麻酔科医の都合による)
→ 特に夜間・休日の出産は、麻酔科医が不在のため無痛不可の場合があります。

ChuChu
ChuChu

無痛分娩は15万円追加でかかるから、もし普通分娩になっても”得した!”って考えられる気がするからありかも。

② 総合病院ならではの安心感。NICUやGCU完備

慈恵医大にはNICU(新生児集中治療室)麻酔科緊急対応体制が整っており、妊娠中・出産時に何かあった時にも万全です。

実際、私は36週で破水→早産→赤ちゃんNICU入院となったので、この選択が命を救ったと思っています。

🌟「もしものときに備えて、出産は総合病院がいい」
…そう思わせてくれたのが、ドラマ『コウノドリ』。リアルに学び多いので妊娠初期に見るの、おすすめです。

子供に何かあった時、救急車でNICUのある病院まで運んでもらうのより、産んですぐ必要な処置をしてもらえる環境の方が安心です。

また、子供だけでなく、母体も危機的な状況になる可能性があるのが出産。いたって健康ではありますが、もしものことを考えると自分の体も心配で、大きい病院がいいなと思っていました。

デメリット

安心安全ではありますが、SNSでよく見るキラキラ入院生活は送れないです。食事も一般的な入院食。

ChuChu
ChuChu

産後、メンタルが不安定になるので、キラキラと無縁でも何も問題ありませんでした。

③ リニューアルされた綺麗な施設(2020年新病棟)

慈恵医大の産科は2020年にリニューアルされていて、LDR(陣痛・分娩・回復を一室で行う)室や病室がとても綺麗で清潔です。

こちらの公式の動画を見ていただけるとわかるかと思います。

また、色々な方のブログを拝見し、大部屋であっても割と快適に過ごせるとのことで良いなと思いました。

公式サイトより 大部屋の写真

リニューアルされた病棟は清潔で広々。LDR室も最新で快適でした✨


🏥通院中の出来事・無痛分娩の準備

慈恵医大への通院について

まず、慈恵医大は紹介状がないと出産することができないので、近所の産婦人科に行く必要があります。

それから出産まで定期的に通うことになりましたが、大学病院であるものの特に待ち時間が長いということもなく。

ただちょっと駅から遠いなと思うことはありましたが(笑)、本当にその程度で快適に通院できました!

計画無痛分娩の準備

元々は計画無痛の予定だったので、32週前後では出産日を仮確定させていました。

36週に入ったら赤ちゃんの様子を見ながら出産日を確定させていくんでしょうが、私は36週に入った瞬間に破水して出産したので、実際どのように進めていくのかはわかりません・・!

特に初産の場合は、促進剤を投与してもなかなかお産が進まないこともあるそうで、最悪の場合は三日間促進剤を投与し続けて帝王切開となる場合もあると説明を受けました。

ChuChu
ChuChu

友人は、別の病院ですが一度促進剤を投与したが全く生まれる気配がなかったため、いったん退院して一週間後に再チャレンジすることになったそう・・・!

初産での無痛分娩は、なにかとトラブルも付きものなんだなあと感じます。でも、次は絶対に無痛にしたい(笑)


⏰ 【出産当日レポ】慈恵医大での1日の流れ

35週6日までは順調なマタニティ生活。
「明日から臨月だね〜」なんて話していたその翌日、事件が…。

時間出来事
9:00粘液栓らしきものが排出
15:30破水。タクシー移動 → 慈恵医大へ
16:30陣痛室へ、モニター&点滴開始
18:00陣痛スタート(5分間隔)
21:00痛みMAX、子宮口7cmに
23:00分娩台へ移動
24:00出産✨ 赤ちゃんはNICUへ

9:00 粘液栓確認

朝9時頃お手洗いに行ったときに、透明のネバネバしたものがトイレットペーパーに付着していることを確認。
その時は「変なおりものだな~」くらいにしか思っていませんでしたが、後にこれが「粘液栓」だということが分かりました。

ChuChu
ChuChu

かなり大きな透明のネバネバした塊だったので、絶対に気付くと思います。


15:00 破水

臨月入りたてで、まだまだ出産にはならないと思っていたため、焦りつつも病院と陣痛タクシーに電話。

結構ちゃんと破水していたので、歩くたびに水が出てきます。
例えるとすれば、生理2日目のどばっとでる感覚の10倍くらいの量…。
タクシーを呼んだは良いものの、怖くて動けずかなりゆっくりの乗車となりました。

ちなみに陣痛タクシーは一応登録しておいた方が良いですが、
最近はタクシーアプリ「GO」や「S.RIDE」でも代用できます。

あなたが使うと私もおトク!
タクシーアプリGO使ってみてください。

下記のコードを登録して乗車すると合計2,000円分のクーポンがもらえます。
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くわしい使い方はこちら


16:30 病院到着、陣痛室へ

病院に到着後、診察を受けると破水は確認されましたが赤ちゃんの状態は良好。
この時点で陣痛は来ておらず、医師からは「今日生まれる可能性もあるし、週明けになる可能性もある」と言われました。子宮口も未開大。

ChuChu
ChuChu

この時点で、無痛分娩ができないことが確定。痛くても赤ちゃんが健康で無事に生まれてくるならなんでも良いと思っていたので、覚悟を決めました。

大量の羊水が出ていたため、車いすでの移動中ずっと不安で泣いていました。

陣痛室に入り、モニターを装着。感染予防のため抗生剤の点滴を開始。
赤ちゃんの心拍が低下した際には医師や看護師が7人ほど駆けつけ、緊急帝王切開の説明と同意書にサイン。

ChuChu
ChuChu

何度か赤ちゃんの心拍が低下して、その度に7人くらいのお医者さんと看護師さんに囲まれ、内診ぐりぐりをされ、酸素マスクを付け・・・不安で泣いてました。(涙)


18:00 陣痛開始

ついに陣痛がスタート。陣痛間隔は5分おき。
痛みはこの時点ではまだ生理痛(2日目)程度で、旦那さんに変顔をして気を紛らわせる余裕も(笑)

子宮口は3センチ。

ChuChu
ChuChu

初産なので「生まれるのは明日の朝くらいかな〜?」と看護師さんに言われました。


21:00 陣痛の痛みMAX

痛みが急激に強くなり、陣痛間隔は3分おき。
3分ごとに絶叫しては気絶する状態に。子宮口は7〜8センチ。
「初産にしては進行が早い」と言われました。

旦那さんにテニスボールで腰を押してもらっても、まったく感覚がないほどの腰の痛み。

高熱と浅い呼吸で酸素マスクを装着。
帝王切開の可能性もあったため、飲食は禁止。空腹と喉の渇きが辛かったです。

暑い時期の出産でしたが、手足はとっても寒かったのでカイロに救われました。入院バッグには、季節を問わず絶対にカイロは入れておいた方がいいと思います。


23:00 分娩台に移動

突然の便意=赤ちゃんが出る合図!子宮口は9センチ。
1分間隔の陣痛の合間に、なんとか歩いて分娩室へ。

分娩室ではすぐに子宮口が10センチに開き、いよいよいきむフェーズに突入。

ChuChu
ChuChu

子宮口7cmくらいの時が一番痛いよ!と聞いていましたが、私は子宮口10cmの最後の最後が一番痛かったです(涙)

赤ちゃんの頭が見えてからも、1時間近くいきんでいました。
赤ちゃんがお腹の中でグリグリ動くのが分かって、「頑張ってるんだな」とこちらも必死。

目を開けながら力み、呼吸も忘れずに…と言われ、半パニックでした。


0:00 出産

ついに出産!頭が出たところで力を抜くと、体は先生たちが“どぅるん”と取り出してくれました。

体重約2000gの小さな赤ちゃん。
早産&低体重児のためNICUに入院となりました。

ChuChu
ChuChu

赤ちゃんの体を一緒に確認したり、旦那さんとのスリーショットを撮影したり。早産だったけど、もともとの希望を叶えてもらえました。

それから私は元々居た陣痛室へ戻り、旦那さんはNICUで赤ちゃんの入院についての説明を受けることに。

休んでくださいね~と言われたものの、出産の後で産後ハイになっており、全く眠れません。笑

後々聞くと、寝られない人はかなり多いそうです。

入院中、授乳中でも飲める睡眠導入剤を処方してもらえました。退院後はより一層寝られなくなるので、処方をお願いしてみるのも良いと思います。


👶 産後の心境

早産だったため、赤ちゃんはNICUに搬送されました。想像していた産後とは違う形となり、少しメンタルが落ち込んでいましたが、赤ちゃんが元気ならいいよね、と言い聞かせる日々

ChuChu
ChuChu

陣痛の時間も短く、蓋を開けてみると安産ではありましたが、それでもあの陣痛の痛みは耐え難く、次は絶対に!絶対に無痛にします。笑

とはいえ、無痛分娩分の15万円が浮いて、かなり出産費用が安くなったこともあり、まあ結果オーライな部分もあるな、とポジティブに捉えています!!


✍️ まとめ|慈恵医大での出産は、安心と信頼を重視する人におすすめ!

慈恵医大の出産に向いている人

  • 無痛分娩を初産で希望している
  • もしもの時に備えてNICUや麻酔科のある総合病院を選びたい
  • きれいな施設で快適に過ごしたい
  • 「豪華さ」より「安全性」「医療体制」を重視したい

思っていた出産とは全く違う形になりましたが、
結果的に慈恵医大でよかった!と思えるお産になりました。

院内が綺麗で清潔感があるだけでなく、緊急時に色々と対応できる病院なので、何かあった時も安心できる慈恵医大。

少し駅から遠いので、近所に住んでいる方や、職場が近い方にはおすすめです!

次回は、NICU生活と入院中のことについてレポートしていきます🍼
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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ChuChu Triplog ✈︎ ママと子どものたびじかん

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ChuChu in Tokyo

0歳の娘と一緒に、ママになっても旅を楽しむ日々。東京を拠点に、子連れお出かけ&旅ログを発信中。

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